教室のグランドピアノ

ピアノの中って
美しいですね。

普段は蓋を閉めてあることが多い
教室のピアノですが、

時々、蓋を開けて
生徒さんと一緒に
ピアノの中を
観察することもあります。

さて、

グランドピアノの弦は
何本あるでしょうか?

ピアノの鍵盤が88鍵だから、
88本?

いいえ、
ピアノの構造は
そんなに単純ではありません。

中音から高音は
1鍵につき3本の弦が張られていて、 
低音は単弦で
巻き線になっています。

グランドピアノの実際の総弦数は
約230本!

1鍵に3本の理由は、
音を豊かにすると同時に、
3本の弦の微妙な差から生まれる
響きの違いが
より深い響きをもたらすから。
なのだそうです。

うーむ。
ピアノって奥が深いですね。

その他にも
さまざまな工夫がなされて、
豊かな響きが
生み出されているのです。

教室のピアノは
ヤマハのS400E
というグランドピアノです。

奥行き190㎝と、
グランドピアノとしては
大きい方ではありませんが、
フルコンサートグランドピアノの
設計が応用された機種で、
豊かな響きを持ち、
柔らかみのある
素敵な音色を奏でてくれます。
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ピアノは弾き方で
いくらでも音色が変化します。

良い耳を育て、
感性を育んでいきましょう。

きっと新しい景色がみえてきますよ。
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