ピアノの鍵盤のお話
昔の鍵盤は象牙でできていたんだよー
なんてお話、聞いたことありますか?
鍵盤の素材って大きく分けて3種類あるんです。
①アクリル
②人工象牙
③本物の象牙
もっとも一般的なのがアクリルです。
ツルツルしていて光沢があります。
人工象牙の鍵盤はマットな質感で、指に吸い付く感触があります。
指が鍵盤の上でキュッと止まる、流れない感じ。
各メーカー上位機種に使われているそうです。
本物の象牙はご存知の通り、ワシントン条約で規制されており国際取引は禁止されていますので、象牙の鍵盤のピアノは現在滅多にお目にかかることがありません。
私が産まれる前から実家にあった古いピアノは象牙の鍵盤で、かなり黄ばんでいた記憶があります。
今はもうありませんが。
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当教室のピアノは人工象牙の鍵盤なのですが、
実は先日、いたずら盛りの1歳の娘に水性ペンで落書きされたんです。。
「ぅわぁーーーーー😱😱😱」
ってなりますよ。
白鍵専用のクリーナーで拭いたけど、完全には落ちなくて、
「どうしたらいいですかーーー😭」
って、調律師さんに電話しました。
人工象牙の鍵盤なので、すぐに対処しないと染み込んで汚れが取れにくくなってしまうということで💦電話から15分後に駆けつけてくださり、きれいに磨いていただきました🥺
最初の写真は磨いてもらった後の鍵盤です。
落書きにはくれぐれも気をつけます💦
象牙や人工象牙の鍵盤は汗も吸収するので、長く使用しているとどうしても変色してきちゃうのですが、良いピアノの証。
大切にしていきたいと思います。
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